映画11.高橋良輔監督「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版」（日本・０９）
「ペールゼン・ファイルズ」ＯＶＡ版は、全部、視聴済み。改めて、劇場版を見たわけですけど、よくできた総集編で、ＯＶＡ版で冗長だった部分を上手く削って、見事に一本にまとめ上げたという感じがします。「ダグラム」全話を「ドキュメントダグラム」に仕立て上げた手腕を思い出したというか、それに近いね。
新作カットも増えていたし、ＯＶＡ版で作画が悪かったところは、画面を暗くしてごまかしているのがなんか泣かせますけど。後半の作画は見事で、一番かっこよかった雪の中の戦闘シーンをちゃんと見せてくれたところが嬉しかったです。
その代わり、あの曹長（だっけ？）の出番がほとんどなくなっちゃったのが残念でしたが・・・。劇場版でも活躍を期待していたんだけれどね。まあ、異能生存体の物語として切り取るんだったら仕方がないかも知れないけど。
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