星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「楽しいムーミン一家」第59話

第59話「パパの思い出」

TVKでの再放送が、59話までたどり着いたので、試しに録画。と言うのも、前から気にしていたのは、私は昔、福井で放送していた「楽しいムーミン一家」を最終回まで見た覚えがないからなんだ。途中からいきなり路線変更して、雰囲気ががらっと変わって、面白くなくなったから、そこで見るのを止めたんだけれど、あとで思い出したように続きを見たら、昔並みに面白かった記憶があって、後悔したことがある。

ウィキのサブタイトル一覧を見ても、知っているタイトルと知らないタイトルが混じっていて、忘れているだけなのか、福井で放送しなかったのか、私が見るのを止めて録画しなかったのか、今ひとつよくわからないから。

この作品が、途中で「冒険日記」とタイトルを変えて、スタッフ総入れ替えの路線変更をしたのは知っているんだけれど、その割に、福井での放送は、終盤は、もともとの「ムーミン」に近かったから、なんか間に「冒険日記」を入れる変則放送でもしたんじゃないかと疑っているんだわ。地方での遅れ放送なんだから、その可能性は十分にある。

「冒険日記」がつまらないのは確実なので、そこにたどり着く前に、59話から最終話までの20話ほど、TVKの放送で確認してみようと思いました。

と思って、録画してみたんだけれど、結果的には見覚えのある話数でした。ムーミンパパの昔の冒険。昔、見たときには、たいした話じゃないなあ、などと思ったんだけれど、今の視点で見たら、このファンタジーセンスは非常によくできていて、素晴らしいんじゃないかと、改めて思った。

背景描写の美しさと、ゆったりと流れる時間の感覚がいいな。声優さんたちの芝居がいい感じです。ゆっくりと独特のしゃべり方をするから。

龍のエドワードが川に飛び込んだとたんに、森の中に水が流れ込んで、彼らの船の進水式につながる、この辺の出発までの流れが実に素晴らしかった。やっぱり、いいわ〜。

続きも楽しみにしてます。次回を待ちます。