星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「パーム24、25 愛でなくX、XI」 伸たまき

コミック63.「パーム24 愛でなくX」 伸たまき 新書館ウィングスコミックス
コミック64.「パーム25 愛でなくXI」 伸たまき 新書館ウィングスコミックス

「俺たちが歩んでいるのは、滅亡への道だ。今も核実験場にされた南の島で、現地人の死が闇に葬られ、プルトニウム再処理施設のある町で、子供たちが死んでる」
「山のような犠牲の上に、普通の人生があるんだ」
「俺たちが笑っていられるのは、自分を騙し、見て見ぬふりをしているからだ。そしてそういう人間は、そうしようとしない人間を殺してやりたいほど憎むんだ」(「愛でなくX」p81,82、フロイド・アダムス)

「目を覚ましなさい。目を開けて、周りをよく見るのだ。自分が何をしているか、自分たちの投げかけた波紋がどのように広がるか、そして、それがどう自分に跳ね返ってくるかを見るがいい」
「すべて始まりは我々からだ。そしてそれは、大きなものも小さなものもひとつ残らず我々に戻ってくるのだ」(「愛でなくXI」p204、シャカ王)

セリフが突き刺さってくるので、抜き書きしてみました。