映画5.ヘンリー・セリック監督「コララインとボタンの魔女」(アメリカ・08)
なかなか怖いホラーファンタジーで、キャラデザと設定が秀逸だった。主人公の女の子の強気な性格がよい感じ。誰がどう見ても怪しいと思うのに、彼女と来たら、自分からそっちに行っちゃうので、見ていてハラハラしました。目がボタンになっているだけで、ずいぶんと気味が悪い。
子供が誰しも持つ不満。「お父さんとお母さんは、わたしの話を聞いてくれない。一緒に笑ってくれない」そう言う理由で、子供にとって理想的な世界である向こう側に引きずられてしまうあたり、テーマ的にもうまくファミリー向けになっているんじゃないかと思いました。オススメです。