星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「原発のウソ」 小出裕章

小説・一般23.「原発のウソ」 小出裕章 扶桑社新書

良書。出来れば、日本国民、すべての人に読んで欲しい。特に福島の原発事故をどこか他人事のように捉え、自分には関係ないと思っている人々。原発がなくなったら、自分の生活が困るじゃないかと思っている人々。現場の人や地元の人は大変だろうけど、自分の問題じゃないと思っている人々。
そう言う人たちに、この問題の重さや危険性を知って欲しい。それを知るには、この本が、一番のテキストなんじゃないかと思います。

これは決して他人事ではなく、今まで原発の立地を許し続けた日本人全体の責任だし、これから未来を担う子供たちのことを本当に思うのなら、こんなことを続けちゃいけない。みんなが真剣にこの問題と向き合わなきゃいけない。そうでないと、本当に日本は、日本どころか、日本人のやったことのせいで、この先地球人類は、滅びますよ? 原子力というのは、そのぐらい危険なものなんだって、つくづく本当にそう思いました。