コミック108.「玄奘西域記」第4巻 諏訪緑 小学館PFコミックス
改めて、この話って、ハザクと玄奘の友情物語だったんだなあ、と再認識。前に読んだときには、西天取経のテーマの方に気を取られていたというか、宗教とは何か? みたいな感じで読んでいたような気がしたんだが・・・。
通しで読んでみて、ここまでハザクに始まり、ハザクに終わる話だったとは・・・と思って、ちょっとびっくりした。家族の中に居場所のなかった少年が、居場所を見つけるまでの話でもあったんだ。まあ、ハザクを殺そうとまでしていた兄ちゃんが心変わりする過程は、都合よすぎるような気もするけど・・・。
とりあえず、二人の別れまで。感動のラストでめでたかった。
- 作者: 諏訪緑
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/10
- メディア: コミック
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