小説・一般31.「天と地の守り人」第一部ロタ王国編 上橋菜穂子 新潮文庫
「チャグム・・・?」
気がついたときには、バルサは、自分より背の高い若者に抱きしめられていた。
もうね。このシーンできゃあきゃあ、大喜び。自分まで16才のチャグムに抱きしめられた気分よ。なにしろ、ここに至るまでが長かったもんね〜。気を持たせるにもほどがあるというか、引っ張りましたよ。チャグムとバルサが再会できることは、物語を読んでいれば誰だって気づくし、その瞬間がいつ来るか、いつ来るかと思いつつ、じらされました。バルサのチャグムの影を追いかけて追いかけての旅が、すごく長く感じられたけど、やっと会えた。追いついたよ。
とにかく、バルサとチャグムの再会につきます。いいもの、見させてもらいました〜。満足♪ タンダが戦の最前線にいるというのに、何も知らない二人というのが、そこ、なんかタンダだけすごくかわいそうなんだけれど・・・。いつか、みんなで会えたらいいね。その日を楽しみにしてます。さて、次の旅、行きます。と言うか、今、読んでいるんですが・・・。
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/05/28
- メディア: 文庫
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