星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「天と地の守り人」第一部ロタ王国編 上橋菜穂子

小説・一般31.「天と地の守り人」第一部ロタ王国編 上橋菜穂子 新潮文庫

「チャグム・・・?」
 気がついたときには、バルサは、自分より背の高い若者に抱きしめられていた。

もうね。このシーンできゃあきゃあ、大喜び。自分まで16才のチャグムに抱きしめられた気分よ。なにしろ、ここに至るまでが長かったもんね〜。気を持たせるにもほどがあるというか、引っ張りましたよ。チャグムとバルサが再会できることは、物語を読んでいれば誰だって気づくし、その瞬間がいつ来るか、いつ来るかと思いつつ、じらされました。バルサのチャグムの影を追いかけて追いかけての旅が、すごく長く感じられたけど、やっと会えた。追いついたよ。

とにかく、バルサとチャグムの再会につきます。いいもの、見させてもらいました〜。満足♪ タンダが戦の最前線にいるというのに、何も知らない二人というのが、そこ、なんかタンダだけすごくかわいそうなんだけれど・・・。いつか、みんなで会えたらいいね。その日を楽しみにしてます。さて、次の旅、行きます。と言うか、今、読んでいるんですが・・・。

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)