コミック165.「風雲児たち 幕末編」第7巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス
今の視点で見ると、津波の描写が怖い。波に翻弄されるディアナ号と、大砲を抑えなければ凄惨な事態が起こるという部分が、説得力がありました。クリミア戦争の最中、日本まで遠征しているロシア艦隊は、本当に大変だ。
牢の中で衰弱死した金子重之輔が気の毒。ペリーが連れて行ってくれていればよかったのに、とか、吉田寅次郎が無茶な自首するから、とか思わないでもないが、彼の死には、火付けを頼まれた栄蔵に近い痛ましさを感じる。
- 作者: みなもと太郎
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2005/07/28
- メディア: コミック
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