星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「魔法少女まどか☆マギカ」第9話

第9話「そんなの、あたしが許さない」

うーん・・・。杏子が急にいい人になっちゃったというか、さやかへのこだわりに感情移入できなくて困った。最初に登場してきたときのエゴイズム満載の悪女っぽい感じの方がよかったのにな。さやかに教えられたと言うが、そんな風にみえなかったので、彼女の変化はちょっと唐突な感じ。

「さやかのことなんて、放っておけばいいんだよぉ! 自分でええかっこしい自分に酔いしれて、いい子になろうとして契約したんだからさ、自業自得じゃんか」とせせら笑ってくれた方が、彼女のイメージに合っていると思ったんだが・・・。と言うか、そのぐらい言ってくれた方が、私の方もすっきりする。

それと、杏子は大きく勘違いしていると思うのは、さやかを助けるのにまどかを連れて行っても無駄だってこと。本当にさやかを助けたいんだったら、恭介を連れて来なきゃだめなんじゃないのか? 彼女の望みは、女の友情じゃなくて、男の愛情だよ。たぶん、そっちでないと、さやかは心を開かないと思うんだけどな。

さやかは、まどかを相手にしていない。どちらかと言えば、「臆病なあなたには無理だろうけど、私はあなたと違って勇気があるから契約も怖くない」という当てつけがあったようにもみえるんで・・・。やっぱ、心の底では、まどかのことをバカにしていたか、笑っていたんじゃないの? と、そういう風にみえる。

たぶん、私自身が、臆病なまどかに感情移入しつつ、まどか視点で見ているから、さやかのことを穿った見方をしてしまうのかも知れないけど、でもなあ。この状況で、自分だけ魔法少女の契約を結んだ時点で、まどかにたいして当てつけがましい感じはしたんだよなあ。

まあ、状況が芳しくない方向に向かったところで続く。これからどうなるのか、続きも楽しみにしてます。次回を待ちます。