星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「風光る」第7巻 渡辺多恵子

コミック208.「風光る」第7巻 渡辺多恵子 小学館フラワーコミックス

作者が何に苛立っているのか知らんが、どうもこの作品からは、とげとげした空気を感じるというか、ねちねちとした嫌みっぽい感覚を受ける。物語的にどうとは思わないんだけど、なんとなく怒っている、そう言う気分が伝わる。だから、なんとなく、読んでいて、辛くなるんだなあ、と思った。過去の私が17巻でやめたのは、それはそれで正しかったのか。読み直そうと思ったこと自体が、失敗だったのかも知れん。

とはいえ、新撰組の歴史を振り返るという点では、やっぱり助かる。新撰組の視点から見た蛤御門の変とか。そのあとの火災とか。