最初のうちの大部分は、地震の説明やら調査の説明やらなんやらで、読みづらい描写が続いていたけど、後半を過ぎたあたりで、いよいよ第二次関東大震災が起こる。津波と有毒ガスの発生で、都心部が壊滅する描写は生々しく、そう言う状況で、どんな二次災害が起こるのか、人々がどう動くか、丁寧に語ってあるのは、予測としてもよくできているなあ、と思いました。続きも楽しみです。
- 作者: 小松左京
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/12/06
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 266回
- この商品を含むブログ (134件) を見る