コミック20.「うつほ草紙」第5巻 諏訪緑 小学館PFコミックス
「わしは知っている。憎悪の炎が発生する場所は、愛の壊れた場所なのだ」
印象に残った言葉をあえてメモ。いやあ、ラストまで読んですっかり感動してしまいました。昔、読んだときよりも、それぞれの言葉が胸にしみこんだ感じ。
「うつほ草紙」といえば、「愛別離苦」の呪いのイメージの方が強くて、あんまり再読したい気分にはならなかったんだけれど、思いの外、名作だったんだなあ。と、今更ながらしみじみと思いました。読んでよかったです。
- 作者: 諏訪緑
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/12
- メディア: コミック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る