星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「つり球」第8話

第8話「嬉しくてファイティング」

・・・うーん。悪くはないんだけど、物語がすっかりまとめに入ったようで、ほのぼのエンドを見せられたようで、なんだかむずがゆいものが残った感じ。

なんというか、さくらの行方不明は、前回あれだけ意味深に引っ張った割りに、あっさりと見つかりすぎという感じだし、古川爺ちゃんの「これは神隠しじゃ」ネタが、物語にかみ合わずに、そこだけ浮いてしまったような気がする。

だってねえ。こういう場合、さくらちゃんって、最終回あたりまでというか、そこまでいかなくても、もっとぎりぎりまで行方不明になったりしない? 江ノ島踊りの列に加わっちゃって、元に戻らなくなっちゃって、もう、ハルだけの問題じゃないって、そういう展開になりそうなものじゃん?

あっさりと見つかって、父親とも和解しちゃってどうするんだよ? なんかもう、どっかこの話、終わっちゃっているんですけど。

地球の危機、どうでもいいですって感じになっちゃっているようで、そこら辺、なんか展開がもったいないなあ。と思いました。

それとも、このあたり、予定していたストーリーが変更にでもなったのだろうか? と、うっかりまた変な深読みをしてしまいました。まあ、考え過ぎかも知れませんが。

夏樹が髪を切られた。もう別人・・・。いや、いいけどね。でも、これって、最終回にやりそうなネタなんだけどなあ。

とにかく、全体的になんとなく違和感。もったいないなあ。という感じが残りました。とりあえず、次回を待ちます。