星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「こんにちはアン」下巻 バッジ・ウィルソン

小説・一般27.「こんにちはアン」下巻 バッジ・ウィルソン 新潮文庫

トマスさんやハモンドさんのところでせっせと働いている姿には、健気で一生懸命なところに感動できたものの、孤児院でのやりとりは、なんだか全体的にに負のオーラがにじみ出ていて、読んでいてきつかった。これは、やっぱりあのアン・シャーリーではないな、とはっきりと思ったというか。アンはこんなこと言わない、やらない、という思いの方が強く出てきてしまった形。

アン・シャーリーだと思わずに、別の孤児の物語だとして読めば、それなりに面白かったとは思う。

こんにちはアン〈下〉 (新潮文庫)

こんにちはアン〈下〉 (新潮文庫)