コミック50.「11人いる!」 萩尾望都 小学館プチコミックス
萩尾望都作品集。「11人いる!」「精霊狩り」三部作収録。
「氷菓」のアニメにフロルの名前が出てきたので、これって原作にもあるの? と思って、今日、本屋で確認してきた。ちゃんと原作通りのセリフだったのね。
それもあって、久しぶりに「11人いる!」を再読。何度読んだかわからないぐらい読み返しているので、今更新しい感想も出てこないんだけど。
いろんなエピソードが描かれている中で、ヴィヌドーの話が好きだな〜と、やっぱり思った。ふたつの恒星を楕円軌道でめぐる星。一生に一度の冬、一度の夏。周期は64年。子供心にこれこそをSFだと思っていたよ。遠い宇宙の彼方に、そう言う星があって、そう言う人々が住んでいると。
あと、「精霊狩り」も久しぶりに読み返したけど、異端の存在として狩られる運命にある精霊たちというのは、オタク心に響くものがあったんだなあ。と思った。いわゆる、うちらも異端者ですから。
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1978/05/10
- メディア: コミック
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