第１０話「王都突入」
・・・なんていうのか、これは。どう見てもやっちゃいけない展開だろ？ 普通に考えて、ここで試合終了ですよ？ 王様の軍も山の民も、全滅エンドなんですけど？
こうなるってわかっていたのなら、なんで事前に策を用意していないんだ？ そりゃ、王様のアホ！ とののしられてもおかしくない展開で、山の王もあきれかえりますよ？ ここで死んでいった山の民に合掌。責任は、王様と昌文君にあります。
物語が偶然と奇跡に頼っちゃ行けないと思うんだが、この危機をたまたまそこにいた信が、無理矢理つっこんで、たまたま上手く壁を上れたから、助かったエンドじゃダメだと思うんだけどなあ。
この失敗は、原作が元々そうだから仕方ないのか、アニメがオリジナルを加えたせいでこうなっちゃったのか、すごく気になるところです。
それとも、次週まで待てば、もう少し別の展開が起こりうるのだろうか？ 政にはこの危機を乗り越える策がちゃんとあって、信に頼らなくても、扉は自ずから内側から開いたとか？
それに期待して、次週を待ちます。普通だったら、王宮の中に政側の味方がちゃんといて、合図にあわせて、決起することになっていたとか、そういう展開になりそうなものなんだけどなあ。そうでなきゃ、なにも考えずに、無策のままつっこんで自滅した・・・という形にしかならないし、政の口車に乗せられて巻き込まれた山の民がいい迷惑になっちゃうじゃん？ それはないよ、それはないよ、いくらなんでも、ねえ。
