星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「王妃マルゴ」第1巻 萩尾望都

コミック3.「王妃マルゴ」第1巻 萩尾望都 集英社愛蔵版コミックス

アレクサンドル・デュマに同名タイトルの小説があって、映画化もされているらしいけど、未読だし、未見。この作品と関係があるのかどうかも知らない。

ヨーロッパの歴史にも詳しくないんで、マルゴって誰よ? どこの人で、何をしたの? 程度の知識もないんですが、萩尾先生の新刊だからと言う理由で買ってきた。

とはいえ、やっぱりフランスの歴史もよくわからないところに来て、登場人物はやたら多いし、それぞれがどう関連しているのか、誰と誰がどう親戚なのか、追いかけるだけで一苦労した。一通り読んでも、誰が誰だかわかったようなわからないような? という感じ。

とにかく、カトリックプロテスタントがもめているんだなあ。というのは、何となくわかった。カトリックによるプロテスタント弾圧の風景が、恐ろしかったというか。アンボワーズ城の虐殺は、歴史的に有名な事件なのでしょうか?

主人公のマルゴに関しては、良くも悪くも、まだあんまり目立たないので、今のところ、評価のしようがない。性的な描写がやたら多いのが気になるところなんだけれど、これも伏線なのかな?

とりあえず、この作品が評価出来るかどうかは、続巻を読んでからですね。続きを待ちます。

王妃マルゴ volume 1 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ volume 1 (愛蔵版コミックス)