星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「宇宙戦艦ヤマト2199」第9話

第9話「時計仕掛けの虜囚」

・・・なんというか、これはないわ〜。と思った。SFファンが集まって、趣味に走ってみました・・という感じに見えたけど、「ロボットに心はあるのか?」テーマをやるにしても、物語がなんか変で、感動もへったくれもないなあ。と思った。

なまじっか、ディックやアシモフの有名タイトルを、ちょこちょこともじって使っているから、やめてくれよ〜的な気分になる。あの名作に対して、申し訳ないというか、こんなビッグタイトルと並べたら、世界中のSFファンに笑われるぞ? と思って、ちょっと恥ずかしかったというか・・・。

昔の「ヤマト」でも、アナライザーが森雪に恋する話はあったので、それを元にアレンジしたのかな? とも思うんですが、自分的には、昔のその話の方が、よほどロボットの哀しみが伝わったような気がしたんだけどなあ。

この場合の悲劇は、オルタの言う女神は、アナライザーのことじゃないんですね? ってところが、一番気になるんだけど。アナライザーはオルタが好きだったのに。という片思い一方通行の話なのかな? と言う気もするんですが、なんで、そんな変な構図になっているのか謎だし、その分、どこに感情移入していいやら、よくわからなかった。

「アンドロ羊」のテーマをやりたいんだったら、もっと上手くやってくれよ〜と思って、いろいろじれったかった。妙な同人誌を見せられた気分で、ちょっと滅入っている。

とりあえず、次回を待ちます・・・。