コミック36.「死刑執行中脱獄進行中」 荒木飛呂彦 集英社
短編集。と言っても、ほとんど「ジョジョ」の番外編といった感じだけど。岸辺露伴や吉良吉影が出てくると言うだけでなく、ほかの短編にしても、荒木飛呂彦が描くと、みんな「ジョジョ」に見えるというのもある。
ダークというかブラックというか、いつもながら独特の癖のある漫画。個人的には、「岸辺露伴は動かない」が一番怖かった。幸せの絶頂を迎えるときに、訪れる恐怖。突き落とされるような不安があって、気味が悪いと言うか、後味が悪かった。
死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集 (SCオールマン愛蔵版)
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/11
- メディア: コミック
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