星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「リトルバスターズ!〜Refrain〜」第6話

第6話「逃亡の果てに」

「逃亡の果てに」というサブタイだから、田舎へ行く話がメインになるのかと思いきや、そっちをすっ飛ばして、EDロールと歌でごまかしちゃったというのは、すごい英断だと思います。うちのダンナは怒っていたんだけど、私はこれでいいと思うな。この部分、原作ファンでも賛否が分かれそうだけど。田舎の話を長々とやると、それこそ、無理が出てくるというか、お話にぼろが出るよ。飛ばしてもいいんじゃない? ダメかな?

それより、野球対決のシーンを見せ場に持ってきてくれたことの方が嬉しい。もう、このあたりまで来ると、原作を知らない人は、完全に置いてけぼりになっているような気がしますが、私としては、だって、男4人の対決でしょ? いやが上にも、盛り上がるよ。

しかも、理樹以外は、みんな事情を知っているの。知ってて、含みのある態度をとり続けている芝居の部分が、めちゃかっこいい。

惜しむらくは、アニメの失敗は、たぶん、第1期のシリーズで、恭介を上手く描けなかったことだと思う。恭介を今までまるでモブキャラの一人のように描いてきて、3バカトリオの一人でしかないように見せてきたから、今更、理樹がいくら「恭介なら、それが出来る!」と繰り返していても、「は?」状態になっちゃうんじゃないかと。

恭介なら、そのぐらいのことが簡単にできると、理樹はもとより視聴者にもちゃんと思えるほど、すごく頭のいいキャラなんだって、今まで見せてこなかったじゃないか。私は最初から、そこが不満だったんだけれど、その分、アニメだけ見ていると、無理が見えるんじゃないかなって。そんな気がしますね。

まあ、いい。私は原作ファンだから、もういちど、ゲームのシーンをなぞって見られるのが、すごく嬉しい。

この調子でどんどん進めて欲しい。続きもすごく楽しみにしてます。次回を待ちます。