星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「トラップ一家物語」第20話

第20話「それぞれの人生」

「子どもから見れば、父親や母親の再婚相手なんて許せない存在ですもの。特に女の子にとっては」
「でも、人を嫌いになりたい人なんていません」「イヴォンヌ様は、子どもたちに嫌われると先にお決めになって、ご自分が子どもたちを好きになることを避けていらっしゃいます」
「それは、自分が相手を好きになっても、相手から好かれなかったら傷つきますもの。当然ですわ」
「そうやって、避けている間に、あの子達はイヴォンヌ様に好かれていないのを感じ取ってしまうんです」

イヴォンヌが、何故、子どもたちを避けているかという理由が明らかになったわけだけれど、それ以前の問題として、トラップ男爵はイヴォンヌ姫が嫌いでしょ? という、その片思いぶりが、どうも見ていて辛い。思わせぶりな態度を取ってないで、はっきり断ればいいのに。と思うが、それを邪魔しているのが身分の差という問題なのか・・・。やっかいなことですね。

こうして書き出してみると、イヴォンヌ姫の最初のセリフは、自分の過去を振り返ってのことだったのかも知れないな。と思う。彼女には、ヘートヴィッヒの気持ちがより分かるはずなんだけど。

予告を見たら、今度はマリア先生が身を引く決意をしたみたいで、ややこしいことになってきました。とりあえず、次回を待ちます・・・。