読書23.「コロボックル物語④ ふしぎな目をした男の子」 佐藤さとる 講談社文庫
コロボックルは、自然界の精霊のようなものだけど、人間の味方なんだなあ。と思った。自然と人間は、一見、対立軸にあるような気がするけど、人間に味方する自然界の生き物がいてもおかしくないわけで、犬猫が人間に懐くように、コロボックルたちも、人間と仲良くなりたいと願っている。
そんなコロボックルたちが、なにげに人間と協力してわき水を掘り、池を作った。その池を守るために、少年とコロボックルたちがまた協力する。
そんな共生関係を、いつまでも続けていられたらいいなあ。と、願わずにはいられない。いい話でした。
- 作者: 佐藤さとる,村上勉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/08/12
- メディア: 文庫
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