星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「コロボックル物語④ ふしぎな目をした男の子」 佐藤さとる

読書23.「コロボックル物語④ ふしぎな目をした男の子」 佐藤さとる 講談社文庫

コロボックルは、自然界の精霊のようなものだけど、人間の味方なんだなあ。と思った。自然と人間は、一見、対立軸にあるような気がするけど、人間に味方する自然界の生き物がいてもおかしくないわけで、犬猫が人間に懐くように、コロボックルたちも、人間と仲良くなりたいと願っている。

そんなコロボックルたちが、なにげに人間と協力してわき水を掘り、池を作った。その池を守るために、少年とコロボックルたちがまた協力する。

そんな共生関係を、いつまでも続けていられたらいいなあ。と、願わずにはいられない。いい話でした。

コロボックル物語4 ふしぎな目をした男の子 (講談社文庫)

コロボックル物語4 ふしぎな目をした男の子 (講談社文庫)