4年前に2巻まで読んで、そこでやめたんだけれど、今回は全5巻そろえて、改めて最初から再読しようと思いました。アニメは、2話まで見ました。
昔、読んだ時には「いまいちだった」という感想を持ったんだけれど、今回は割りと普通に楽しんで読めた。闘蛇や王獣など巨大生物を人間が笛で操っているという設定が面白い。そして、人に飼われた生き物は、繁殖力を持たなくなると言う。それも含めて、野生の生き物をどこまで人間が支配していいのか、このテーマは好きだ。
だけど、人間がある程度支配しないからには、いつか彼らにしっぺ返しも食らうと、そう言う警告も含まれていて、教訓的なところもいいと思う。
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/12
- メディア: 文庫
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