星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「リーンの翼」第4話

第4話「王の奸計」

アマルガンを捕らえた王は、彼の血判を利用して、反乱軍をだまし討ち。エイサップや自衛隊の二人も、戦いに参加することになる。

今回は、特に、戦闘シーンがすごかった。緻密に描き込まれたオーラバトラーやオーラシップの動きが迫力。ものすごい密度で動いている感じ。

後半、父親をいさめようとするリュクスとサコミズ王の対決、割ってはいるジャコバ・アオン。そして、リュクスの父殺しを止めようとするエイサップ。妖精の長としてのジャコバの不気味な迫力と、消え去るときの水音演出がよかった。髪型のせいで、どうしても椎茸おばさんと呼びたくなるのは止められませんが・・・。

父親を憎んでいる娘による父殺しのテーマは古く、「イデオン」にもあるし、「逆シャア」や「F91」にもあったような気がするが、エイサップがリュクスに罪を着せないようにいさめたのが気に入っている。

しかし、女性キャラがやたら好戦的なのは、いつも通りの富野だよなあ。と思う。こういうキャラしか描けないのか・・・。