コミック3.「風雲児たち 幕末編」第5巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス
ペリー艦隊、2回目の来訪。林子平の書いた「三国通覧図説」が海外で翻訳されていたことによって、小笠原諸島が日本領土だと認められるシーンがあったが、翻訳者の1人が大黒屋光太夫と共に漂流した新蔵であり、長崎通詞に働きかけてこの本を海外に流したのが桂川甫周だったことを思えば、「風雲児たち」がこれほど長い連載を続けているのもわかる。これまでのエピソードがみんなつながって、幕末まで辿り着くのはなんだか感無量。

- 作者: みなもと太郎
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2004/07/30
- メディア: コミック
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