第25話「H・A・M・M・R~ハマー機関~」
なんだかまあ、作画レベルだけは異様に高い。だから、もったいない。この作画の力に、声優の演技が負けているような気がして、非常に残念。絵が悔しそうな表情を見せているんだから、それに負けないくらい悔しそうな声を出してくれ。と思う。
あんまり、声優さんを叩きたくはないんだけど。
物語自体も、今回はそんなに引っかかるところはなかった。小さな男の子の姿をした妖怪が可愛かったからと言って、かんたんに助けちゃう麻子の欺瞞が出ちゃって、私はあんまり好きじゃない。あんた、見かけだけ可愛ければ、なんでもいいのか? 見かけが駄目だったら、助けないのか? 見かけだけかわいくても、実は凶悪な妖怪だったら、どうする気よ? と思っちゃって、どうにもね。
とらちゃんは、ますます万能妖怪になってきた。ずいぶん、いろんなことができるみたいじゃないか。人間に化けられるだけでも、どうかと思ったのに、本当に、元人間か? と、疑いたくなってくるわ。