第33話「獣の槍破壊」
白面の者、復活。その圧倒的な力の前に、潮でさえ動けなくて、自己中なところを見せる。正直、今まで、あんなに他人のことを思って、正義感が強かった子が、こんなふうに変貌するなんて、という部分に違和感はあったものの、ただ、この子だって、中学生なんだものね。母親に会いたかったんだという想い、せっかく会えた母親を失いたくないと思っても仕方がないだろうと、みんなに忘れられて、それがよほど辛かったんだろうと思う。
流のことでとらと仲違いしたのは覚えていたが、こうしてみると、この場面で、何をやっているんだ、あんたたち~、という緊張感があって、どうするんだ? どうなるんだ? と、ワクワクしながら、見てますよ。
とらちゃんも、辛い立場だよね・・・。
西と東の化物が喧嘩しているのも、今はすごくリアルに見える。こういう局面に襲われると、みんながパニックになって、まとまりがつかなくなるというのは、現実にも起こりうるんだろう。
ますます、白面の者の思う壺という感じ。獣の槍が破壊されたのは覚えていたが、そこからどう巻き返したんだっけ? という部分をきれいに忘れているので、これからの展開を楽しみにしてます。次回を待ちます。