星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

ギャレス・エドワーズ監督 「ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー」

映画25.ギャレス・エドワーズ監督 「ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー」 (アメリカ・2016)

どうせ外伝でしょ? 程度の認識だったので、そんなに期待せずに見に行ったら、これがとんでもなくて、今までに見た「スター・ウォーズ」の映画の中で、一番面白かった。

この出来なら、「スター・ウォーズ」をよく知らない人でも、見に行って大丈夫だと思うし、よく知っている人なら、それはそれで、もう一度、エピソード4を見たくなるんじゃないのかな? スター・ウォーズファンの夫が、横で色々とうんちくを語りだしたので。私はそもそも、そんなに「スター・ウォーズ」には思い入れがないんだけれど、ただ、単純にSFとして、宇宙が舞台で艦隊戦が出てくるようなスペースオペラものとして、楽しめたと思う。

物語が甘くなくて、全体的に悲壮感が漂っているのがいい。基本的に、救いのない厳しい物語になっているし、絶望的な状況の中で、いかにして希望を繋いだか・・・。ネタバレを回避して書くと、ギリギリ、そういう書き方しかできないけど、そういう物語だ。

デス・スターの設計図一つに、ここまでのドラマがあったとは~、という部分で感動だし、主人公の女の子の魅力も十分で、ある種、エピソード7の女の子よりもかっこよくて、良かったと思う。

これは、いい映画だから、おすすめですよ。侮っちゃいけない。侮ってて、悪かったわ。と思いました。素直に。