星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第9話

第9話「山岸由花子は恋をする その2」

康一くん、かっこいいなあ。こうして改めて見ると、この物語は、康一くんの成長物語なんだとよくわかる。原作を読んだときは、山岸由花子のキャラの怖さにばかり惹きつけられていたが、アニメでもう一度見てみると、彼女に襲われたことによって、逆に成長して、強くなった康一くんのかっこよさが見て取れるんだわ。(山岸由花子がどういう人間なのかは最初から知っていたので、今更そのネタでは驚かないし)

康一くんのスタンド、エコーズは、「言っても無駄だ」という事実の前には打ちのめされてしまうから、山岸由花子には効かない。というのが良かった。最初から康一くんに対して信用があったお母さんなら康一くんの言葉を聞いてくれたけど、自分の思い込みのほうが強い山岸由花子には、言っただけじゃ駄目なんだわ。

言っても無駄だとわかったから、もっと直接的な方向にスタンドも成長する。というのがいいな。康一くんのスタンドは、確か、更に成長したと思うので、今後の展開も楽しみですよ。どういう状況で、さらにスタンドが強くなったのかまでは覚えてないので。

あと、もう一度書けば、能登麻美子の演技は、後編でますます磨きがかかったという感じ。優しいときと厳しいときのギャップと、興奮したときの下品な言葉の乱発がすごい。よく言わせるわ。