星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

スコット・デリクソン監督 「ドクター・ストレンジ」

映画7.スコット・デリクソン監督 「ドクター・ストレンジ」 (アメリカ・2016)

IMAX3Dで見てきました。これは、見たかいがあったと思います。素晴らしかった。奥行きのある画面いっぱいに映像が動くから、大迫力で楽しませてもらいました。映画館で映画を見る醍醐味を久しぶりに味わったというか。とにかく、すごかった。

これも「アベンジャーズ」につながる物語の一部らしいんだけれど、「ハルク」のときもそうだったけど、欧米の人たちには、東洋思想へのあこがれみたいなものがあるのだろうかと? 魔術を極めようと思うと、結局は、ヒマラヤで修行ということになる。アストラル界への移動とか、映像でここまできれいに見せてくれると、かなりリアルで生々しい。霊体が戦闘を行うと、近くのものがガタガタ揺れたり、これがラップ現象の正体か~なとど、ホラー風味も入っていたし。

時間を止めたり、巻き戻したり、壊れていたものがきれいにもとに戻ったり、これってどこのスタンド使い? って感じで、リアルなジョジョを見たような気分。実写映像がここまで来たとは、感無量でした。

あと、何故かドクターになついているマントが可愛かったことは、特筆しておこう。マントが独立した意思を持ち、なにかと助けてくれる。ピンチのときは救ってくれるし、道を示してくれる。この設定、いいなあ。と思いました。