第3話「散華」
三日月は、汚れ役担当という感じに見える。主人公に積極的に人殺しをさせる作品は、ガンダムでも珍しいような気もするが、戦場の兵士という部分を突き詰めていけば、そうなるよね。上官の命令に淡々と従う的な。この場合、三日月が従うのは、オルガだけなのかもしれないが。
彼らの目標が、「自分たちの力だけで生きられる世界」というあたりに、「安住の地を求めてさまよう子どもたち」テーマが感じられていいな。と思う。そんなものが見つかるのかどうかは知らないが、そのために、やれるだけのことをする。
役立たずのお嬢様に見えたクーデリアも、自分に出来るだけのことをすると、協力者になってくれそうだし、このお嬢様もみんなのために進んで動こうとした部分で好感が持てる。意外とやるじゃん? 的な。
スポンサーになってくれそうな人に心当たりがあると、物語が新しい展開に向かって動き出したけど、世の中、そんなに甘くないよね。という予感はあるので、どうなるのか、続きを待ちます。