星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

デヴィッド・エアー監督 「スーサイド・スクワッド」

映画40.デヴィッド・エアー監督 「スーサイド・スクワッド」 (アメリカ・2016)

字幕版を視聴。ネットで、この作品が「ジャスティスリーグ」に続く一連のDC作品と世界観が同じでつながっているとの情報を得たので、夫と一緒に見てみることにした。確かに、そのまんま「バットマンVSスーパーマン」の続編で、スーパーマンが死んだ後の世界だと物語の中で言及されている。スーパーマンがいなくなった今、世界をどうするかという話で、悪には悪をもって征するしかないと、犯罪者を集めてチームを作るとか、いろいろ無茶ぶりですよ。

犯罪のシーンがいろいろ描かれたけど、やっぱ、DC作品は、マーベルに比べて、いろんな部分が生々しいな。と思った。エロとバイオレンスに関して、やっぱ、アメリカ映画はさすがに過激ですよ。

元がアメコミのキャラだから、キャラの立ち方は異常。ハーレイクインの圧倒的な存在感が目を引く。彼女を演じている女優さん、すごいな。と思った。彼女の前にジョーカーですらかすんで見えるほどで。

あとは、時折日本語でしゃべっている日本人女性も混じっていたけど、「日本刀に魂を吸い取られる」という設定が面白かった。アメリカでは、日本刀ってそういうイメージなのかと??

いろんな部分で過激なので、人に勧めるのは難しいが、最終的には家族の物語として落ち着くところはやっぱりアメリカ映画だと思った。特に、スナイパーのお父さんと娘の設定がよい。娘がとてもいい子なのがよかったと思います。