星の原休憩所

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「鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす」 下川裕治

読書30.「鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす」 下川裕治 新潮文庫

世界の長距離列車にとにかく乗ってみようという企画で、今回の旅は、インド、中国、ロシア、カナダ、アメリカと続く。

人口過密のインドの列車が無茶な詰め込み方で、出稼ぎの若者を多く乗せて走るのが印象に残りました。この列車は、もう少し、何とかしてあげられないものかと思ってしまう。

中国の列車でチベットに向かう。チベットは行ってみたいな、と思う。チベット仏教は、施しを与えることで徳を積むんだと、だから、物乞いでもある程度のお金を稼ぐことができるとか。

あと、一度は乗ってみたいシベリア鉄道の旅の記録とか、カナダの列車は、貨物輸送が中心で、人を乗せている列車は貨物の通貨を待たなくちゃいけなくて、遅れがちになるとか。

アメリカにも、シカゴからロサンゼルスを結ぶ長い列車があって、南部のメキシコ国境沿いを進むとか、そういう話が面白かったです。