星の原休憩所

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「昭和元禄落語心中」第十三話

第十三話

これにて、最終回。と、思いきや、思いっきり次回につながっているやんけ? 本放送で見ていた人は、さぞかし、困惑しただろうと思うけど、今は、そのまま続けて見れるからいいね。アマゾンプライムは、放っておいたら、そのまま、続けて始まってしまったので、慌てて、止めたくらいで。

ただ、前回のラストで、過去の物語はひと段落ついたという感じで、八雲の名を継いだ菊比古のいる物語中の現在へと話は戻ってくる。

落語心中という言葉は、落語とともに心中したかった八雲の気持ちを表していたのか? 時代の流れとともに、このまま消え去り、失われていくのだろうと、その最後の番人になるつもりでいたのかもしれない。だから、小夏にも落語を教えなかった、やらせなかったのかもしれない。

とはいえ、そこに与太郎が現れ、助六を継ぐという。その決意は、消えかかった落語を、新しく次代につなぐことになるのか? 与太郎は、八雲を救えるのか? そのあたりに期待して、続きを待ちます。