星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「昭和元禄落語心中 助六再び篇」第五話

第五話

与太ちゃん、すっかりみんなの人気者だなあ。私もこの人、好きだわ。

自分の落語がないと悩んでいるようだけど、いや、関智さんがしゃべるだけで、もう自分の落語になっているような気もする。これは、与太ちゃんの味であって、山寺さんとも石田さんとも全然違うし、十分、個性が出ているような気がするが・・・。

ラストのほうの、煙の演出がよかった。これはアニメの真骨頂という気がするが、実写では、煙が筋となって漂うこの演出はできないんじゃないかと思う。

漂う煙に、過去の亡霊が浮かぶあたり。

しかし、八雲師匠の未練って、みよ吉じゃなくて、助六の方じゃないの? という気はする。もともと、菊比古が好きだったのは、助六なんじゃないの? と腐女子的に勘ぐってみたいけどね。どうなんだろう?