星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「クジラの子らは砂上に歌う」第11、12話

第11話「夢の話だ」

第12話「ここに生まれてよかった」

これにて最終回。新しい世界へ向かって、旅立つところで終わったのは、まとめ方として、きれいなんじゃないかと思う。海図も示され、泥クジラが今まで同じ場所をぐるぐる回っていたこと。その理由もちゃんと明示されて、ここが牢獄であったという説明もちゃんとされたし、そういう設定が、きちんと作ってあることに感心していた。

一方の帝国の方でも、この世界の詳しい歴史を改めて語られることになったし、世界がどんどん広がっていくのがわかる。

まだまだ物語的にはプロローグという感じもするけど、アニメ的にはこのあたりが潮時なんだろうな。原作がまだアモンロギア編が終わったばかりだし、この先、どうなるのかが明らかにされてなくて、原作の復習をした感じだ。

淡々と白黒の漫画で読むより、声優さんの演技も入るアニメの方が、思いのほかドラマチックに展開してくれたので非常に気に入りました。よかったです。