映画9.ガイ・リッチー監督 「アラジン」(2019・アメリカ)
109シネマズ湘南にて、2D字幕版を視聴。アニメ版を昔、レンタルで借りて、見たことがあって、面白かった! と記憶していたので、結構、楽しみにしていたんだけど・・・。
実際に見てみたら、かなり微妙~。アニメ版に忠実に作ってあるというが、こんな話だったっけ? なんか、なんかもっと、アラジンってかっこよかったという印象が残っていたんだけど、実写版のアラジンは、コソ泥だし、口から出まかせばかりの嘘つきだし、自分は王子ではないとジャスミンに正直に告白できないヘタレだし、挙句の果てに、最後の願いでジーニーを自由にしてあげるという約束まで反故にしようとした、どうしようもないやつで、なんか、こいつのどこがダイヤモンドの原石なのかと、見ていて、げんなりした。
どう見ても、王女様のほうが出来が良すぎるので、別に、こんな男と結ばれなくても、ジャスミン一人で何でもできるんじゃないの?? という気がして、あんまりカップリングとして、どうかと思った。
あと、アニメだと気にならなかったのかもしれないが、コメディタッチの部分を実写の役者さんがやると、違和感バリバリで、子供だましになってしまう。
華やかな衣装や、きれいなダンスシーンはよかったとしても、物語がなあ。と、期待していた分だけ、がっかりしました。むしろ、期待しすぎたのかもしれない。