読書10.「カモメに飛ぶことを教えた猫」 ルイス・セプルベダ 白水社白水Uブックス
「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願ったものが、全力で挑戦した時だけだ。ということ」
それが一番大切なことだと、物語はしめくくり、その言葉が一番自分的にも刺さったし、たぶん、そうなんだろうなあ。と思う。何事においても、成し遂げる人ってのは、そういうものかもしれない。
ただし、この物語においては、あんまりこのカモメが頑張ったという感じには見えなくて、結局のところ、カモメだから飛べたんじゃないの? って気が、ちょっとするのは否めないんだけどね。