第12話「祖国に眠れ」
アンナからの手紙の中に「ダリアの花の咲く季節となりました」という一節があったし、街の雰囲気も何だか明るくなったので、一応、物語上でも時間の経過はあるということなのか。いつの間にか、初夏になっていたらしい。それだけ長い時間、彼らはロシアにいたということなんだろうね。
ウィキペディアによると、ピョートル3世は暗殺されたらしいので、物語上で描かれた絞首刑の様子は、嘘だと思っていいのだろうけど、処刑の仕方がリアルだったので、なかなか生々しいものを見た。あと、エカテリーナ2世の戴冠式を見れたのも、なんか貴重だと思った。