星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「太陽の牙ダグラム」第69~71話

第69話「ドナン・カシム死す」

第70話「武装解除

第71話「粉飾の凱旋パレード」

なんかもう、ひどい話としか言いようがない。(ほめ言葉)。あれだけ苦労して戦ってきたのに、これが結末ですか~。これが歴史というものなのか。

舌先三寸の口車に乗って、和平交渉という名の時間稼ぎに利用されて、最前線の兵士達をみんな人質に取られて、「独立はなされたから、武装解除しろ」と命じられて、勝利という名の凱旋パレード。いいようにダグラムが利用されて、独立のシンボルとして、広場に置かれる。それで、結局、トップが入れ替わっただけじゃん? フォン・シュタイン大佐の置かれていた立場とどう違うのか。

なんかもう、博士の無念さが伝わってくるようで、痛々しい。もう、ギリギリのところまで追い詰めていたのに、カルメル一人が騙されたせいで、オセロゲームの白と黒が裏返ったみたいに、色んなものがひっくり返る。これが現実か~。と思って、ため息が出る。すごいものを見たな。という感じがする。