星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ポーの一族」第3、4巻 萩尾望都

コミック14.「ポーの一族」第3巻 萩尾望都 小学館プチコミック

コミック15.「ポーの一族」第4巻 萩尾望都 小学館プチコミック

何度目かわからないほどの再読だが、今、改めて読んでみると、エドガーとアランの旅の後ろ側には、たしかに一族の者が色々手を貸しているんだな、というのがわかった。エドガーはしょっちゅう誰かと待ち合わせをしているし、ギムナジウムに入る手続きとか、出ていくときの手続きとか、エアメールを誰かが送ってきているわけだし。

アーサー・クエントン卿もいるし、ポリスター卿もいるし、人間の中に紛れて、隠れ住んでいるポーの一族は、意外と多いのかもしれない。

アランを失ったあと、エドガーが一人になっちゃったことだけを心配していたけど、単に子供の姿のままの一族の者が珍しいというだけの話で、大人の姿ならいくらでもいるのか~。というのを、新シリーズを読んだあとだとやけに意識してしまうというか、そうだったのか~。と、今頃納得した。