第７話「ニッポンノヨアケ」
マイナンバーカードネタを出したかったのはわかるような気もするが、こんな災害時にそんなものをいちいち持ち歩いている人がいるとも思えないし、自分の番号を覚えている人なんているのか？ それを使って列に並んでください。というのも無茶なんで、そんな事言われたら暴動が起きそうなものなのに、きちんと並んでいる人々ってどうなんだろう？ それでも一列に並ぶのが日本人だよね。などと、海外から思われているんだとしたら、それはそれで恥ずかしい気もする。
スポーツの特待生しか船に乗れないというのは、ありだとしても、本人の気が変わって、これあげる！ などと、黄色い腕輪を放り投げたとしても、それであの子供が代わりに乗れるのか？ それはそれで変だろう？
海の上には、変な右翼団体の船もあるし、気持ち悪くて、あんなのに、乗ろうと思う気がしれないし、母親がフィリピン人だから乗れないとか、それ以前の問題だと思う。
さらに、都合よく「俺の船に乗せてやる」と言い出す怪しげな老人まで現れて。
いろいろ突っ込みどころを上げるときりがないけど、これって、外国人が考えた日本のイメージだと言われればわからないでもないんだけど、作っているのが日本人の監督で、日本で制作しているんでしょ？ それでなんで、こんなに日本人のイメージがぐしゃぐしゃなんだろうと思うよ。とにかく、色んな部分で頭を抱えたい。
