星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「アドルフに告ぐ」第2巻 手塚治虫

コミック82.「アドルフに告ぐ」第2巻 手塚治虫 講談社手塚治虫文庫全集

運命に翻弄されたと言うなら、アドルフ・カウフマンが、一番かわいそうで、この子の先行きが気になって、一生懸命、読みふけってしまった形。

他の人達は、ひどい目にあっているとは言え、自分の意志で文書を守るために頑張った結果とも言えるんだけど、アドルフ(カウフマン)は、行きたくもない学校に行かされ、行った上で、いろんな目にあっているのは、この子のせいじゃないじゃん。だから、どうしても、この子に対して、一番同情的になる。