映画20.ヴィクター・フレミング監督 「風と共に去りぬ」(後編)(1939・アメリカ)
アマゾンプライムの配信で字幕版を視聴。悪くはないんだけど、映画版は、駆け足で原作をなぞっていくので、物語のニュアンスがちょっと違うような気がしました。
これだと、レットだけがなんか悪者っぽくて、スカーレットはかわいそうな犠牲者のようにも見える。そうじゃないだろう?? レットを追い詰めたのは、スカーレットの方だろう? と、なんかちょっともやもやする感じが残りました。
映画の良かった点を上げるとしたら、やっぱり、文章だけではわからない、当時の風俗が、視覚映像として見れることで、物語がリアルな出来事として感じられます。画面の華やかさもあって、見ごたえがありました。