星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「風神秘抄」上巻 荻原規子

読書38.「風神秘抄」上巻 荻原規子 徳間文庫

勾玉三部作に続編があったことに、かなりあとになって気づいたので、この本を見つけるのに時間がかかりました。それが非常に悔やまれます。

読んでみて、鳥彦王の存在や、彼と言葉を交わせる主人公の設定に、確かに、勾玉三部作に、こんな設定があったようななかったような? と、記憶をかするんだけど、どうにも思い出せない。もう一度、勾玉三部作を読み直すしかないのか?

ただ、この作品単独で読んでも、非常に面白いです。各キャラの魅力が尋常じゃなく、どんどん、物語に引っ張られる。この先、この子は、この人達はどうなるのか? 気になって仕方がない。グイグイと読まされて、また、とんでもないところで続くになっているので、次巻もすごく楽しみです。