読書16.「ムーミン谷の仲間たち」 トーベ・ヤンソン 講談社文庫
短編集。ティーティーウーやニンニ、世界で一番最後の竜、及び、クリスマスが来る物語は、平成テレビアニメ版で見た記憶があり、原作を初めて読んだけど、アニメ版のアレンジがいかに素晴らしかったか、というのを再確認することになった。原作もいいけど、この場合はアニメのほうが好きだな。
アニメになかった物語としては、ムーミンパパがニョロニョロとともに海に出る話と、スナフキンがスニフに語る「ぼくのママのおばさんの話」が印象に残りました。スナフキンのハーモニカって、そのおばさんからもらったものだったんだねえ。その事実を知ったのは貴重。
どの物語も、真の自由とは何かを考えさせられるいい話だったと思います。