読書30.「ツバメ号とアマゾン号」下巻 アーサー・ランサム 岩波少年文庫
子どもたちだけの離島でのキャンプ生活は、無事、終了。アマゾン号との戦いや、船長フリントとの戦いと和解。盗まれたトランクを発見するまでの流れが非常に見事。どうなるんだろう? と、わくわくしながら読み進めることができました。
大人たちが子どもたちを信頼して、一緒に話を合わせて、楽しんでくれているのがいいよね。誤解が解けたあとの船長フリントは、非常に気の良いおじさんで、いい人だなあ。と思わされました。
これこそ、子どものときに読みたかった本でした。今の子どもたちにも勧めたい内容です。野外生活への憧れに満ちて、こういう体験をしてみたい。と、思ったら、人生、変わるかもしれない。