星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ニルスのふしぎな旅」第20話

第20話「ヘビの仕かえし」

いやあ、いくらなんでも、この展開は無理があるだろ? と、つっこみたくなった。

この間のヘラジカの子供が、走っていて、ヘビをうっかり踏んづけたんだそうな。ヘビが抗議したところ、「僕知らないよ」としらを切り、無視して去っていったものだから、逆ギレしたヘビが仕返しを決意。

ヘラジカの子供が毛虫を怖がっているのを見かけて、毛虫が大発生すればいいと、毛虫を普段食べているフクロウに毛虫を食べないで欲しいと、半分脅しで命令する。それで、フクロウ及び小鳥たちが毛虫を食べるのをやめたら、本当に毛虫だらけになってしまったので、人間たちが現れ、毛虫のたかっている木を切り始めた。これじゃ、森がなくなってしまうと、みんなの主張でヘラジカの子供はヘビに謝り、小鳥も毛虫を食べることにしました・・・。というんだけどね。

いや、自然界の仕組みを説明するのはいいんだけれど、毛虫が発生してすぐに人間がやってくるのは、いくらなんでも無理があるんじゃないかと思って・・・。

「人間たちは毛虫を退治しているのよ」と動物たちは勝手に納得してましたが、人間が木を切るには、別の理由があったんじゃないの? という気がする。もともと、毛虫だらけの森で、問題だったとか、そっちの方が納得できるんだけどね。

いや、これは子供向けに、ヘビを踏んづけたのなら、ヘビにちゃんと謝りなさい・・・という教訓話だったんだと、素直に思うべきなんだろうか? 思うべきなんだろうねえ・・・。