星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「風雲児たち 幕末編」第34巻 みなもと太郎

コミック11「風雲児たち幕末編」第34巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス 幕末の総整理みたいな話が、最初にあったが、興味深かったのは、薩長土のどの藩主も、討幕など望んでいなかった。討幕は、家臣主導で行われた。どの殿様も、家臣を制御できなか…

「ベルサイユのばら」第28話

第28話「アンドレ青いレモン」 昔から疑問だったのだが、なんで左目が失明しただけで、右目まで失明するの? という点。「はっきり言ってください、先生!」とアンドレも突っ込んでいたが、私もそこを聞きたい。 しかし、オスカルも鈍いなあ。アンドレの気…

「風の万里 黎明の空」上巻 小野不由美

読書17.「風の万里 黎明の空」上巻 小野不由美 新潮文庫 これも、初版以来の再読。3人の少女のうち、私が引っ掛かったのは鈴の物語で、今、読み直しても、いじめられていた女の子に、いじめていた人間の気持ちをわかってやれ。というのは無茶だろ? という…

「ベルサイユのばら」第27話

第27話「たとえ光を失うとも・・・」 左目、思いっきり、剣で切られているので、包帯を外すも外さないもなく、普通、失明するんじゃ? と、突っ込みたくなったが、昔の作品だし、そういう突っ込みは野暮だろうとも思う。 この場合は、オスカルのために、そ…

「ベルサイユのばら」第26話

第26話「黒い騎士に会いたい!」 フランス革命の折に、黒い騎士みたいな義賊は、本当に存在したのだろうか? と気になって、検索をかけてみたが、よくわからなかった。ただ、モデルになった人物は存在する。と、書かれていたので、漫画的にアレンジしてみ…

「ベルサイユのばら」第25話

第25話「かた恋のメヌエット」 フェルゼンがアメリカから帰ってきた。今度は7年ぶりだそうで、どんだけ時間の経過があるのか、アニメを見ているだけではよくわからない。首飾り事件からは、そんなに日が経っていないようなことを言っていたが。キャラの顔…

「ベルサイユのばら」第24話

第24話「アデュウわたしの青春」 ジャンヌが、ことの顛末を書いて、本を出版したというのは、史実らしい。脱獄したかどうか、脱獄を手伝ったものがいたのかどうかはわからないけど。 物語上は、オルレアン公がやっているけど、そうであってもおかしくない…

「ベルサイユのばら」第22、23話

第22話「首飾りは不吉な輝き」 第23話「ずる賢くてたくましく!」 首飾り事件についても調べてみたんだけど、娼婦の女を利用して、王妃の身代わりに立てたというのも、史実っぽいんで、びっくりした。なんか漫画みたいな展開だなあ? と思った割に、これ…

「ベルサイユのばら」第20、21話

第20話「フェルゼン名残りの輪舞」 第21話「黒ばらは夜ひらく」 気になって調べてみたんだが、フェルゼン伯ってのは、実在の人物みたいですね。ちゃんとマリー・アントワネットの愛人という位置づけになっている。最初に出会って、一度は国に戻り、4年…

「東の海神 西の蒼海」 小野不由美

読書16.「東の海神 西の蒼海」 小野不由美 新潮文庫 初版以来、26年ぶりに再読。初読の時よりも、今の方が実感を伴って読むことができたと思う。まず、斡由のような自分の失敗を認めることができないタイプというのは、実際に世の中に多いんだと今はわかる…

「ベルサイユのばら」第19話

第19話「さよなら、妹よ!」 ここから、出崎監督に切り替わったみたいで。出崎監督に代わったとたん、絵に光が入り始めるというのが笑える。なんとなく、演出が「エースをねらえ!」風味というか、止め絵になる雰囲気とか、風に髪がなびく感じまで、どこか…

「ベルサイユのばら」第17、18話

第17話「今めぐり逢いの時」 第18話「突然イカルスのように」 どこから突っ込んでいいものやら・・・。とりあえず、オスカルが襲われた時、馬車の中にはロザリーがいたが、本人も認めている通り、ロザリーが足手まといになったせいで、オスカルがけがを…

「ベルサイユのばら」第16話

第16話「母、その人の名は・・・?」 ウィキペディアを読んでいて、うっかりネタバレを読んでしまったので、ロザリーの実の母親が誰なのか知ってしまった。え? そうなの? ずいぶんと凝った設定になっているなあ。と思ったけど。今は、その設定が、これか…

「ベルサイユのばら」第13~15話

第13話「アラスの風よ応えて・・・」 第14話「天使の秘密」 第15話「カジノの伯爵夫人」 「文句があるなら、ベルサイユへいらっしゃい!」というのは、やたら有名なセリフだけれど、元ネタを知らなかったので、長いこと、それはアントワネットのセリフ…

「風の海迷宮の岸」 小野不由美

読書15.「風の海迷宮の岸」 小野不由美 新潮文庫 泰麒、かわいいよ、泰麒。もう、それがすべてで表せられるというか、泰麒のかわいさにひかれて、気分は女仙。かわいい泰麒を見守りつつ、彼がお嫁に行くまで育て上げた気分。幸せになってね。という想いでい…

「ベルサイユのばら」第11、12話

第11話「フェルゼン北国へ去る」 第12話「決闘の朝オスカルは・・・?」 盗みを働いたからと言って、子供を背中から撃ち殺していいのか? さすがにそれは残酷なシーンで、貴族だからと言って、それが許されるとしたら、身分の差の不公平ぶりも極まってい…

「ふしぎの国のバード」第7巻 佐々大河

コミック10.「ふしぎの国のバード」第7巻 佐々大河 ハルタコミックス 順調に面白い。原作である「イザベラ・バードの日本紀行」も読んでいるが、この漫画は、漫画独自の展開をして、明治日本の紹介をしているようだ。ここに書かれている明治の風俗が、どの…

「ベルサイユのばら」第9、10話

第9話「陽は沈み陽は昇る」 第10話「美しい悪魔ジャンヌ」 ルイ15世が崩御し、ルイ16世が即位。デュ・バリー夫人も、追放となり、入れ替わりに新しい悪役として、ジャンヌが登場してきたという感じ。 貧乏暮しは嫌で、何とかして成り上りたいとするジ…

「ベルサイユのばら」第8話

第8話「我が心のオスカル」 これって、全部、アントワネットが悪いんじゃないの? と思ったら、げんなりしてきて、このわがまま娘が諸悪の根源・・・という気分になっちゃって。どうも、アントワネット様、好きになれないなあ。 18歳にしては、子供っぽす…

「ベルサイユのばら」第5~7話

第5話「高貴さを涙にこめて、、、」 第6話「絹のドレスとボロ服」 第7話「愛の手紙は誰の手で」 娼婦上がりの女なんて、汚らわしい!! とばかりに、しかといじめをやっていたアントワネットが恋をする。この立場だと、不倫になるけど。「やっていること…

「月の影影の海」下巻 小野不由美

読書14.「月の影影の海」下巻 小野不由美 新潮文庫 陽子の長い旅も、ここでとりあえずは終了。読んでいるこちらも一緒に長い旅をした気分。再読なので、もろもろの種明かしにびっくりすることはないけど、なにしろ、すごく丁寧に異世界の設定を作ってあるの…

「ベルサイユのばら」第3、4話

第3話「ベルサイユに火花散る」 第4話「バラと酒とたくらみと、、、」 これって、どこまで史実に沿っているんだろうなあ? と、疑問に思うのだけれど、デュ・バリー夫人みたいな人は、本当にいたんだろうか? 娼婦から成りあがって、国王陛下の寵愛を受け…

「ベルサイユのばら」第2話

第2話「舞え!オーストリアの蝶」 マリー・アントワネット初登場。彼女がフランスに嫁ぐ時には、オーストリアで着ていたものを全部脱いで、全裸で国境を越えてから、フランスの衣服に着替えたという話を聞いたことがあったのだが、これをアニメでやるのかが…

「ベルサイユのばら」第1話

第1話「オスカル! バラの運命」 原作コミックスは、子供のころ、全巻既読。のはずだけど、内容はほとんど覚えてない。アニメの本放送の時は、実家にビデオデッキがなかったので、飛び飛びにしか見れず、しかも、うちの地域じゃ打ち切りだったと記憶してい…

「月の影影の海」上巻 小野不由美

読書13.「月の影影の海」上巻 小野不由美 新潮文庫 初版の時、読んで以来だから、28年ぶりに再読。昔、読んだ時も、ひどい話だなあ。と思ったけど、今、読んでも、やっぱりひどいと思う。とはいえ、この容赦なさが、この作品の魅力のような気もする。人間…

「宝島」第26話

第26話「フリントはもう飛べない」 最終回。夫が、「「宝島」と言ったら、最終回だろう! 最終回のシルバーが忘れられない」とばかりに、いろいろ言ってたので、どんなひどいことになっているんだろう? と、見る前にはかなり心配していたんだけど、私が心…

「宝島」第25話

第25話「潮風よ、縁があったらまた逢おう」 男ばっかりだった「宝島」の世界に、美女、登場。しかも、シルバーの奥さんだって言うじゃないか! へ~。こんなきれいな人と結婚していたとは、さすがだ。最初、見かけても、素知らぬ顔ですれ違ったりしていた…

「宝島」第24話

第24話「亡者の箱は満月に輝くか!?」 この島の周りにはサメが多いって、前に言ってて、ジムがサメに襲われるシーンとかあったわけだけど、別に「ジョーズ」の影響ってだけじゃなくて、物語の伏線だったのか。宝探しの話にサメが絡んでくるとは思わなかっ…

「宝島」第22、23話

第22話「海賊死んでガイコツ残る」 第23話「翔んでる男!カモメのパピー」 たとえどんなに重傷を負おうと、たとえどんだけひどい病気にかかろうと、ぎりぎりまで動こうとするシルバーみたいな患者って、本当に迷惑というか、看護するほうは大変だなあ。…

「宝島」第21話

第21話「生きてりゃこそのお宝よ!」 グレイとシルバーの一騎打ち。こうしてみると、やっぱり、グレイって、シルバーの手下でも何でもないんだなあ。と、改めて確認。シルバーのほうが一枚上手だったわけだけど、それでも、グレイがシルバーをぎりぎりまで…