コミック80.「アドルフに告ぐ」第1巻 手塚治虫 講談社手塚治虫文庫全集
久しぶりに再読。あまりに久しぶりなので、内容をすっかり忘れてて、新鮮な気持ちで読めた。
改めて読んで、峠草平の根性に感心する。拷問されようとも、文書を守り抜く姿勢が立派。手放しちゃえば楽になるのに。という言い分の方に、頷きたくなる。
第23話「ベス! 思いがけない贈物に大喜び!!」
ローレンスさんが、ベスにピアノを弾く権利を与えたのは、逆に、ローリーに弾かせないためなのか? そこらへんの気持ちが、よくわからなかった。
第22話「おなかのすいたクリスマス」
お母様へのプレゼントとして、最初、小さい瓶を選んだエイミーが、あとで、大きい瓶と取り替えてもらったというエピソードが良かった。なにやら、教訓的で。
第21話「発表!はりきりジョオの自信作」
発表というからには、ジョオのお芝居を見せてくれるのかと思ったけど、そんなことはなかった。練習風景だけ。
コミック79.「MW」第2巻 手塚治虫 講談社手塚治虫文庫全集
「MW」完結編の他に「火の山」「ペーター・キュルテンの記録」「もの憂げな夜」「ラインの館にて」を収録。
「MW」以外は、全部初読み。「MW」と同時収録されるだけあって、なかなかエグい内容だった。