星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「マロニエ王国の七人の騎士」第1巻 岩本ナオ

コミック3.「マロニエ王国の七人の騎士」第1巻 岩本ナオ 小学館フラワーズコミックスアルファ

「金の国 水の国」が面白かった勢いで、久しぶりに岩本ナオのコミックスを集めてみる気になって、読んでみたけど、まだ第1巻だけじゃなんとも言えない。

設定とキャラクターを覚えるだけで精一杯で、まだちゃんと覚えきれてない気がする。7人いる兄弟の一人ずつの物語をこれからやるんだろうから、地道に読んでいくしかないなあ。と思います。

「金の国 水の国」 岩本ナオ

コミック2.「金の国 水の国」 岩本ナオ 小学館フラワーズコミックスアルファスペシャ

アニメ版を見た勢いで、購入してみました。内容はほぼ一緒で、感想も同じになるんだけど、人に勧めたいと思うのはアニメ版の方かな? という感じがします。やっぱり、このキャラクターに声がついて、喋っていたというのが大きい。声優さんの演技がみんな良かったので。

藤森雅也監督 「おまえ うまそうだな」

映画4.藤森雅也監督 「おまえ うまそうだな」(2010・日本)

dアニメストアの配信で視聴。原作絵本は、最初の1冊目だけ既読。だけど、もとが絵本なので、ストーリーも短いし、どうするんだろう? と思っていたら、主人公のティラノサウルスにいろんな生い立ち設定を盛り込んできて、家族のドラマを繰り広げたところが良かった。

シンプルだけど、演出がうまくて、結構、感動させてくれる。

主人公がとてもいいやつなのがいい。山口勝平の演技もすてきだ。

あと、個人的には、爺さん役で登場の矢田稔さんの演技が聞けたのも嬉しい。良かったです。

「かがみの孤城」下巻 辻村深月

読書9.「かがみの孤城」下巻 辻村深月 ポプラ文庫

失敗したなあ。と思うのは、これ、叙述トリックを使ったミステリー小説なので、アニメを先に見ちゃいけなかったんだ。アニメを先に見ると、ネタバレになってしまう。落ちは知らずに読んで、ラストでそうだったのか! とびっくりするのが正解じゃないかと。

まあ、オチを知っていた分、こことここが伏線ね。と思いながら読んだんだけど、アニメじゃ分かりづらかったキャラの心情が、小説だとより丁寧に書かれているし、置かれた立場や状況なども、小説のほうがわかりやすいと思う。

小説には興味ないけど、内容だけ知りたい。という人には、アニメ版を勧めるが、小説とアニメとどっちを先にしようか迷っているんであれば、小説を先に読めと勧めたい。

「宇宙船サジタリウス」第10話

第10話「子供にわからない親の気持ち」

宇宙便利社が倒産したのは覚えていたけど、物語上、こんなに早かったのか。と思って、びっくりした。失業者になってしまったトッピーとラナが、家族のために嫌な仕事でも引き受けざるを得ない立場に追い込まれ、お父さんの辛さ加減が伝わります。

「先立つものあっての家族団らんや」というラナの言い回しは、関西弁だから響くんだなあ。と、なんとなく思った。

ラナとジラフの間に立って、トッピーの迷いを見せる演出は良いな。どっちの立場も気持ちもわかるし。という。